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“人ならざるもの” の囁きが聞こえてくる町へ [神崎町]

「銀の馬車道」
明治の初め生野鉱山と飾磨港の間の約49㎞を結ぶ道路として明治政府が建設した馬車専用道路は、正式には「生野鉱山寮馬車道」と言い、銀山から採取された銀を運ぶために整備された日本初の高速道路ともいわれています。

ゴールデンウィークの初日は快晴。
ご無沙汰だった自転車で、「銀の馬車道」を北上して妖怪見物にでも行ってきます。
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「日本遺産(Japan Heritage)」
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
~文化庁ホームページより~

姫路市、福崎町、市川町、神河町、朝来市、養父市の6市町が申請を行い、文化庁により平成29年4月28日に日本遺産として認定されました。
その道をたどって福崎町へ。
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所々に、「銀の馬車道」を解説する看板が立っています。
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道中、瓦工場の建物の壁に鬼瓦が一対で飾ってあります。
ここ船津町は昔から瓦の材料となる良質の粘土があり、姫路城主の命を受けてこの地に窯を開いたのが始まりです。
実は6年前にこの瓦工場に偶然、寄らせてもらったことがあるんです。
http://pota50go-2.blog.so-net.ne.jp/2012-11-27

その時に対応して頂いた瓦工場の社長さまが、「姫路城大天守保存修理」で大天守の屋根瓦を修復指示をされていた方です。
http://pota50go-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26

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子供向け、瓦制作の作品でしょうか?
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福崎町に着きました。

播州福崎町。豊かな自然の風物に囲まれた、小さな町。
ここには目を見張るほどの“絶景” などないけれど、
じっと耳を澄ませば、山あいから、川辺から、田畑から、くさむらから、
人々の営みの隙間から“人ならざるもの” の囁きが聞こえてくる町。
風が語り、水が語り、人が語る。ようこそ、万物が語りし福崎へ。
~福崎町観光協会HPより~

万物、あらゆるものに妖怪は含まれているんでしょうか!?
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民俗学者、柳田國男が生を受け、幼年期を過ごした町が福崎町で、初めて 「人ならざるもの」と出会った場所こそ、ふるさとである福崎の地でした。

おや!
ベンチに何か居ますね……
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「油すまし」
このベンチ、あまり座りたくないです。(笑)
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「招き鵺(ぬえ)」
頭は猿、手足は虎、体はタヌキ、尾はヘビ。
福崎町主催の「全国妖怪造形コンテスト」、第3回の最優秀作品です。
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「森に吹く風」
「全国妖怪造形コンテスト」、第2回の最優秀作品。
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「天狗の森の妖翁」
「全国妖怪造形コンテスト」、第1回の最優秀作品。
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「河童の河太郎(ガタロウ)」
河童の兄弟の兄で、お皿が乾き動けなくなっているそうです。(笑) 
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「河童の河太郎(ガタロウ)」が見つめる先‥…
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水面が騒がしくなってきました。
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「河童の河次郎(ガジロウ)と子河童たち」です。
これは2号機で、1号機は河次郎だけでした。
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地上3mの位置につくられた気味悪い小屋の扉があきました。
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中から何かが飛び出してきます。
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「妖怪小屋の逆さ天狗」
手には大好物のもちむぎどら焼きを持っています。
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「柳田國男生家」
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日本民俗学を開拓し、確立した柳田國男は著書「故郷七十年」で『私の家は日本一小さい家だ』といい、『じつは、この家の小ささという運命から私の民俗学への志も源を発したといってよいのである』と書いています。
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生家はもと辻川の街道に面していましたが、昭和49 年に國男のゆかりの鈴ノ森神社の傍に移築されました。
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その辻川の街道には、民家の角に石碑があるだけでした。
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「神崎郡歴史民俗資料館」
明治19年に神東・神西郡(神崎郡)役所として建てられたものを移築・復元したもので、神崎郡の原始・古代から近現代にいたる歴史や当地方で使われていた生活用具、農具などの民俗資料を展示しています。
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「大庄屋三木家住宅」
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姫路藩の大庄屋をつとめた三木家の屋敷で、江戸時代の屋敷構えとその生活の一端をうかがうことのできます。
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柳田國男は幼少期にここの本を自由に読みあさり、後年の博識を最初に培った場所であるといわれています。
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主屋の土間には、かまどなども残っています。
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ノンビリ出来そうな縁側ですが……
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明治初期の播但一揆で、縁側につけられたとみられる刀傷があります。
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久し振りの自転車で、“人ならざるもの” の囁きが聞こえてくる町で、“人ならざるもの”に会ってきました。
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おしまい。




nice!(77)  コメント(12) 
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コメント 12

yamatonosuke

とってもユニークなスポットですね。
仕掛けがたくさんあって太秦映画村みたい~
by yamatonosuke (2018-04-29 01:54) 

ぽちの輔

シャチホコがたくさんありますね。
工場の屋根には金シャチ^^
by ぽちの輔 (2018-04-29 06:14) 

ヨッシーパパ

妖怪達は、境港の鬼太郎ロードだけかと思いましたが、ここも面白そうで行ってみたくなりました。
by ヨッシーパパ (2018-04-29 19:16) 

tsun

子河童が増えたんですね(笑)
by tsun (2018-04-29 20:28) 

hatumi30331

ここのカッパたち、有名やね!
子どもが増えたの?
一度見てみたい!
妖怪大好き!^^
GW、楽しんでね。
by hatumi30331 (2018-04-30 09:04) 

charingo

yamatonosukeさん
妖怪の数は増えていますし、各所にも妖怪が点在しています。
妖怪巡りができる楽しさもありますよ。
by charingo (2018-04-30 09:38) 

charingo

ぽちの輔さん
実際、鬼瓦より金の鯱の方が目立ちます。(笑)
by charingo (2018-04-30 09:40) 

charingo

ヨッシーパパさん
福崎町も妖怪で盛り上げようとしているようです。
境港の鬼太郎ロードまでになるには、まだまだですが(笑)
by charingo (2018-04-30 09:43) 

charingo

tsunさん
どんどん増殖しています!
by charingo (2018-04-30 09:44) 

charingo

hatumiさん
妖怪、結構リアルですよね。
点在した妖怪巡りも楽しいですよ。
by charingo (2018-04-30 09:47) 

JUNKO

ここは初めて見せていただいた気がします。ユニくなものにあふれていますね。
by JUNKO (2018-04-30 11:05) 

charingo

JUNKOさん
一種のアミューズメントパークとも言えますね(笑)
小さい子供には、チョッと刺激がキツイ様なところもあります。
by charingo (2018-05-01 07:20) 

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